早朝に散歩をするメリット
人によって散歩を行う時間帯が異なりますが、早朝に散歩をすることで、いろいろなメリットがあります。早朝は血糖値が低い状態です。血糖値が低い状態で運動を行うことで基礎代謝を高めやすくなり、多くのエネルギーを消費することができます。ダイエットをメインに散歩をするのであれば、早朝に行うのがよいでしょう。
また、早朝はまだきちんと目が覚めていない状態ですが、朝日を浴びながら散歩をすることで、セロトニンが活性化するのです。セロトニンというのは、体内時計をリセットしてくれる効果があるので、脳がすっきりとします。脳がすっきりとすることで気持ちよくリラックスした状態になることから、ストレス解消にも効果があると言えるでしょう。ただし、早朝は血液がドロドロの状態なので、水分補給を忘れてはいけません。
睡眠の質を上げるなら夜がおすすめ
仕事が終わって帰宅する途中に散歩をする、晩御飯を食べて家事が一段落してから散歩をする人もいるでしょう。夜に散歩をすることでも、睡眠の質を上げる、成長ホルモンの働きを促すという効果が期待できます。最近睡眠の質が悪い、寝つきが悪いという人は、夜に散歩をすることで自律神経の働きを促進することができます。しかも夜は副交感神経が優位になるので、心身のリラックス効果も得られるのです。
仕事でストレスが溜まっている、子育てや家事でストレスが溜まっている人は、夜に散歩をして気分転換をするのがおすすめです。また、成長ホルモンは筋肉を修復する働きがあります。疲れていると歩きたくなくなりますが、あえて疲れている夜に散歩をした方が回復が早くなります。ただし、就寝前の散歩は体温を上げ、眠気を覚ましてしまうので避けるべきでしょう。